新居浜市美術館
没後10年 平山郁夫 シルクロードコレクション展
平山郁夫(1930~2009)は、日本画の制作、研究、人材育成、さらには、文化遺産の保護等幅広い活動と、多大な社会貢献、国際貢献をしたことで知られています。
平山は、幼少期を瀬戸内の豊かな風土の中で過ごし、東京美術学校(現東京藝術大学)に学び、日本画家の道を歩みます。それと同時に、その人生は、被爆の後遺症に悩まされた歩みでもあります。しかし、平山は、その強靭な信念のもと、一筋の道をひたむきに歩み続けました。
本展では、平山が描いたシルクロードの作品や、夫婦で収集した装身具、織物等の工芸品を中心に、郷里を題材にした作品、被爆体験に基づく唯一の本画《広島生変図》ほか、約250点によって、平山の原点から、生涯追い求めた仏教東漸(ぶっきょうとうぜん)、悠久のシルクロード、祈りの旅路をご紹介します。
また、日本における文化財模写の最高峰とも称賛される《高松塚古墳壁画 西壁 模写》(平山は女子群像を担当)や、陶板による高松塚古墳複製等、文化遺産保護活動の一端にも触れます。
静穏、幻想的な作品とともに、シルクロードコレクションから文化遺産保護活動まで、この機会に是非ご高覧ください。
関連イベント
◎ オープニングトーク&座談会
日時|4月27日(土)10:30-12:00
*この関連イベントは終了いたしました
会場|あかがね座(多目的ホール)
出演|平山 東子 氏(平山郁夫シルクロード美術館副館長)
建石 徹 氏(奈良県地域振興部文化資源活用課長)
青柳 正規(当館名誉館長)
*聴講無料、定員200名(先着順)
◎ スペシャルイベントへようこそ
① 異国を旅するCuカフェコンサート
ちょっとトルコへ寄り道
平山郁夫が愛したシルクロード。1966年、彼は初めてトルコの地を訪れました。
画家に思いを馳せながら、トルコで愛されている音楽やシルクロードをイメージした料理を楽しみ、トルコトークに花を咲かせてみませんか?
大平 清 Ohira Kiyoshi
島根県浜田市生まれ。トルコ音楽演奏家。トルコのイスタンブール
とブルサにて伝統楽器サズを学ぶ。トルコ文化観光省の研修生とし
てアンカラにて古典楽器タンブールを学ぶ。シルクロードに伝わる
撥弦楽器の演奏を得意としている。
日時|5月24日(金)17:00-18:30
*この関連イベントは終了いたしました
会場|Cuカフェ
出演|大平 清 氏(サズ演奏家 トルコ弦楽器)
参加方法|2,000円(税込) 料理、1ドリンク付
*追加飲料は、別途料金となります。
定員30名(要申込・先着順)
申込開始: 5/1(水)10:00~ 申込期限: 5/15(水)
お名前・お電話番号・予約人数をお伝えください。
② 大平清氏 ミニコンサート
日時|5月25日(土)10:30-10:45
*この関連イベントは終了いたしました
会場|屋内ステージ
料金|聴講無料
奏者|大平 清 氏(サズ演奏家 トルコ弦楽器)
③ 座談会・コンサート
日時|5月25日(土)13:00-
*この関連イベントは終了いたしました
会場|あかがね座(多目的ホール)
料金|聴講無料・要観覧券
出演|
平山 東子 氏(平山郁夫シルクロード美術館副館長)
橋本 弘安 氏(元 女子美術大学副学長)
コンサート奏者:大平 清 氏(サズ演奏家 トルコ弦楽器)
◎ ギャラリートーク
① 幸野 昌賢 氏(平山郁夫美術館学芸員)
日時|5月19日(日)14:00-
*この関連イベントは終了いたしました
② 大塚 裕一 氏(平山郁夫シルクロード美術館学芸室長)
日時|6月9日(日)14:00-
*この関連イベントは終了いたしました
③ 当館担当学芸員
日時|6月16日(日)14:00-
*この関連イベントは終了いたしました
会場|いずれも展示室内
*参加自由、要観覧券
会期|2019年4月27日(土)-6月16日(日) この展覧会は終了いたしました
会場|展示室1・2
主催|没後10年平山郁夫シルクロードコレクション展新居浜実行委員会
(新居浜市美術館、朝日新聞社、愛媛朝日テレビ、あかがねミュージアム運営グループ)
後援|新居浜文化協会、ハートネットワーク
協力|平山郁夫シルクロード美術館、平山郁夫美術館、広島県立美術館、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所、大塚オーミ陶業
総監修|青柳 正規(新居浜市美術館名誉館長)
企画・構成|平山 東子(平山郁夫シルクロード美術館副館長)、新居浜市美術館、朝日新聞社
開催期間
2019月04月27日-2019月06月16日