新居浜市美術館
新居浜の美術〈昨日・今日・明日Ⅲ〉 The Art of Niihama : Past, Present and Future III 光風会を中心に With a Focus on the Kofukai Art Association
明治44(1911)年、それまで日本の近代洋画界をリードしてきた白馬会が解散し、翌明治45(1912)年に光風会が結成され、今日でも全国に600名を超える会員が制作に励んでいます。今年、第102回目の公募展が開催される光風会展は、絵画部、工芸部あわせて毎年1000点を超える作品が出品されています。
新居浜の近現代美術史において主要人物として位置付けられている、住友の支援を得た黒田清輝、父が四阪島製錬所初代所長だった中村研一は、光風会の創設からその活動を支えました。また光風会は、愛媛・新居浜においても活動が盛んで、作家・指導者として、杉浦非水(創設者の1人)、小泉政孝、坂田虎一、寺坂公雄(同会現理事長)の名をあげることができます。
このたび、平成28年度光風会絵画部風景講習会が、5月に新居浜で開かれることにあわせ、光風会の歩みをふり返るとともに、新居浜美術の動向を探ります。同時に瀬戸内沿岸(愛媛、広島、岡山)の光風会会員・会友の秀作を一堂に紹介いたします。
関連イベント
◎ 対談「光風会をふり返る」
寺坂 公雄 氏(一般社団法人光風会理事長)
冨田 章 氏(東京ステーションギャラリー館長)
司会・進行:山野 英嗣(新居浜市美術館長)
日 時:5月21日(土)14:30-16:00
*この関連イベントは終了いたしました
会 場:あかがねミュージアム 多目的ホール
定 員:200名(先着順・申込不要)*聴講無料
会期|2016年4月29日(金・祝)-6月12日(日)
*この展覧会は終了いたしました
開館時間|9:30-17:00
(ただし、初日の4月29日は10:30から開館)
会場|新居浜市美術館 展示室1、展示室2、市民ギャラリー
主催|新居浜市美術館
共催|新居浜市、あかがねミュージアム運営グループ
後援|愛媛新聞社、ハートネットワーク
協力|一般社団法人光風会、新居浜文化協会
開催期間
2016月04月29日-2016月06月12日