新居浜市美術館
新居浜市美術館コレクションⅠ パッケージデザイン 秋月繁×角谷昭三
新居浜市美術館コレクションⅠ
2018年、新居浜市美術館は開館4年目を迎えました。これを機に、当館では、「新居浜の美術」をテーマに掲げ、様々な観点から、情報の収集、調査研究を行い、新居浜美術の知られざる歴史やその動向、日本のアートシーンでの位置付け等を明らかにして行きたいと考えています。さらに、地域に根差した美術館として30年にわたり市民に親しまれてきた旧郷土美術館のコレクションとその意思を引き継ぎ、開館前からこれまでに収蔵した作品や資料も加え、幅広く、新居浜市美術館のコレクションをご紹介して参ります。今回はコレクション展の中に近現代の新居浜の美術をより詳細に問う小企画として新居浜から羽ばたいた二人のデザイナーを紹介します。彼らの表現豊かなデザイン、そして多様な新居浜ゆかりの作家の作品を通して、新居浜市美術館コレクションの魅力をぜひご堪能ください。
◆パッケージデザイン 秋月繁×角谷昭三
秋月繁と角谷昭三は、将来洋画家になることを夢見て、オリゾン洋画研究所で西澤富義の指導を受け、日々研鑚に励みました。その後、秋月は東京で、角谷は高松でそれぞれがデザイン、特にパッケージデザインの広告・宣伝分野で活躍します。本企画では、新居浜という出発点から二人のデザイナーが互いに刺激しあいながら、パッケージデザインという領域の中でそれぞれの表現を突き詰めていく軌跡を辿っていきます。
◆新居浜洋画の指導者
寺坂公雄コーナー
コレクション展では、洋画家として日展、光風会で活躍された寺坂公雄氏の作品コーナーを設けます。新居浜で後進の育成に力を注がれた寺坂氏の素晴らしき画業をご覧ください。
会期|2018年12月22日(土)-2019年2月11日(月)
*この展覧会は終了いたしました
会場|展示室2
主催|新居浜市美術館、新居浜市教育委員会
開催期間
2018月12月22日-2019月02月11日