感動する短編映画をセレクションしている『ジーンシアター』の上映会。

短い作品を5本一挙上映します。年末にあかがねミュージアムでショートフィルムに出会いませんか？あなたのお気に入りの作品に出会えるはず！？
あかがねミュージアムが制作し、マイクロシネマコンテスト地域プロモーション部門グランプリを受賞した『街と二重奏マリンバネリネリinニイハマ』も新居浜で初上映。

1）『街と二重奏 マリンバネリネリ in ニイハマ』（5分）

2）『しまこと小豆島』（18分） 田中美里さん出演
高校生のしまこは脚本家の父・トオルと二人暮らし。ある日、突然トオルが再婚すると言いだした。その相手はなんと人気女優の成瀬美樹。
３人でふるさとの小豆島に旅行に行く予定であったが、トオルが脚本の締切があって急にいけなくなった。なんと成瀬美樹と二人で小豆島に行くことになったしまこ、母への想いが断ち切れず、再婚をやめさせようとするが…
美しい小豆島の風景を舞台に、人と人が一歩近づき、家族になる感動作！

3）「夏菜子、帰る」（18分）
画家を志して上京するも芽が出ずにいた夏菜子は久しぶりに故郷へ帰省し、実家でだらだらと過ごしていた。母の使いで訪れたコインランドリーで、久しぶりに学生時代の同級生である透と再会を果たす。とはいえ、親交もなくただのクラスメイトというだけの2人の会話はかみ合わず、気まずい空気が流れる中、夏菜子のスマホに届いたコンクール落選の通知。透はそんな彼女を見て、ある“お願い”をするのであった。

4）『なごやの喫茶店』（23分）
絵里は名古屋の昔からあるレトロな喫茶店を探していた。店に入り若いマスターに「抹茶金時クリームかき氷をください」と注文すると、マスターは「うちの店はじめてではないのですね。今このメニューはメニュー表に載せていないのですよ。亡くなった父が経営していたころのメニューですね」と話す。
そう絵里はこのお店に来たことがあったのだ。そして抹茶金時かき氷を注文していたのだ。
絵里がこの喫茶店に来た目的は？
懐かしさと感動が交錯する傑作！

5）『言ってくれよ』（26分）
男手一つで娘を育てている中華料理店を営んでいる寛のもとにある時学校から電話があった。
「娘のみこさんがお金を盗んだんで学校まで来てもらえますか」
あまりにも意外なことで動揺しながらも学校に行く寛。
みこのことを信じたい気持ちもあり、不器用ながらコミュニケーションをとる寛。学校を休んでいいから久々に出かけようと誘い、ドライブに行くが、みこは「学校に行きたい」と言い…