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2023.12.17

お知らせ

【みじかい映画脚本】作品決定のお知らせと撮影・制作スタッフ募集!

新居浜ショートショートムービープロジェクト

みじかい映画脚本募集 作品決定のお知らせと

撮影・制作スタッフ募集

 

今年4月29日~8月31日まで募集してきました。新居浜を舞台にした脚本を募集する企画。プランナーの山本清文です。

 

今回、新居浜市はもちろん愛媛内にとどまらず、北は新潟、南は鹿児島まで合計37作品のご応募がありました。お送りいただいた皆さま本当にありがとうございました。すべての作品読ませていただきました。力作が多く想像力を膨らませながらワクワクする時間を過ごしました。

 

選考の結果 ことなさん作『帰路』を映像化することになりました。
ことなさん、おめでとうございます!

 

選考は、わたくし山本と今回監修いただく西山将貴さんです。まずは西山さんの講評をお読みください。

 

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〇西山将貴さんからの講評

どの作品も個性的で面白く、とても楽しく読ませていただきました。
その中で気になった作品
帰路 ことなさん
文章から映像が浮かんでくるのが素晴らしい。脚本に既にしっかりなっている!
子供から大人になってしまうギミックも面白く、映像で見たい。
ロケ地が何箇所も設定されているのも良くて、新居浜の魅力を伝える上でもいい。
映像化しても10分未満のコンパクトさになりそうなのも良いなと。
たなばた 天巫泰之さん
儚さと切なさ、最後に驚きもあり面白かったです。
ただ映像化の観点で見ると、30分以上の作品になってしまう。小説向きの作品ではある。
ガタゴト道 こんじょうこうさん
小説的に読み応えがあった。実話?として感動が深い。
灯 柴田 哲平 さん
映像としての面白さ。スローモーション+回想シーンでの構成がいい。
内容的にも、しっかり感動させられつつ、最後どうなるの?というハラハラがずっとあったので映像映えしそう。
夏雲シンフォニー 貴田雄介さん
すごく情景がイメージできて、感動した。
新居浜というロケ地をかなり効果的に見せているかなと。
哀愁ヤマンバ  井上秀樹さん
めちゃくちゃ面白かった。ホラーテイストで笑いもある。
ワンロケーションで新居浜の魅力は伝え辛いが映像作品としてはかなり面白くなるのではないかと!
セリフも秀逸だと思いました。
僕の楽しい新居浜見聞録 あすかりんさん
話が可愛くて読んでいて楽しかった。イマジネーションがいい。
映像化するなら「帰路」「哀愁ヤマンバ」のどちらかかなと。
哀愁ヤマンバは映像化に少し演出的技術が必要な気がします。
帰路は文句なしに映像にしやすいと思いました。
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ここまでが西山さんの講評です。

 

○わたくし山本は、今回『帰路』を推させていただきました。
選考の理由としては、今回新居浜が舞台になるという点です。新居浜がロケ地であることの面白さ、新居浜にこんなところが、またはこんな物語があった、あるかもしれないという点で選びました。

今回映像化にあたって、作者のことはさんにコンタクトをとらせていただきました。非常に喜んでくださいました。ぜひ監督として参加いただきたいということをお願いしたいのですが、スケジュール的にも難しいということになりました。

2024年、『帰路』を基に地元の高校生や、また新居浜市民が中心となり、台本・絵コンテ作成し、俳優のキャスティングし、愛媛県内の映像のプロを招き、監修とアドバイスを西山さんにいただきながら、2024年10月ころに撮影し、2025年2月か3月にはあかがねミュージアムにて上映できればと思っています。

参加したい!という新居浜市民を募集します。ぜひ一緒に作りましょう!

 

お名前・連絡先・年齢・撮影にあたりやってみたいこと を書いて
yamamoto@akaganemuseum.jp へ12月26日までにお送りください。
スケジュールが進むに従って仕事内容も変わってくると思います。

また都度スタッフは募集していくと思います。最初はオンラインでの打合せが中心になると思います。ぜひ一緒に作品作りましょう。

 

■監修・選考
映画監督 西山将貴
愛媛県松山市出身の弱冠23歳の映画監督。14歳の頃から自主的に映像制作を始める。高校進学後はSF映画「The Flap of the Butterfly’s Wings」を制作し、4ヵ国10の映画祭に選出された。高校卒業後、イギリスに渡り「The Eternal Moment」を制作した。
2021年には監督作「スマホラー!」がアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2021」で新設されたバーティカルシアター部門の最優秀賞を受賞。同作は第25回ロサンゼルス国際短編映画祭にもノミネート。2021年えひめ文化・スポーツ賞を受賞。
2022年には、MBS開局70周年ドラマ「インバージョン」を監督し、22歳で地上波ドラマ監督デビューを果たした。
・代表作
MBS開局70周年ドラマ インバージョン (監督/脚本)
スマホラー!/Smahorror (監督/脚本/編集)

企画制作・選考
あかがねミュージアムプロジェクトマネージャー 山本清文
2021年に田丸雅智さんによるショートショートワークショップを実施、20本が収録された冊子を作成し、2022年に演劇化。今回は映像化するべく市民中心の企画を実行中。

2021年ラジオ番組『ココロ音ラジオ和音』にてギャラクシー賞優秀賞を受賞。2023年マイクロシネマコンテスト・地域プロモーション部門で『街と二重奏 マリンバネリネリ in ニイハマ』が大賞を受賞。

 

[問い合わせ先]
あかがねミュージアム
0897-31-0305
担当・山本 yamamoto@akaganemuseum.jp

 

[主催者]
あかがねミュージアム運営グループ