生誕100年記念 北代省三・山崎英夫展 新居浜−東京 実験工房と「ものづくり」の原点

[内容]
戦後日本を代表する前衛芸術グループ「実験工房」の中心的メンバーとして活躍した北代省三(1921-2001、東京生まれ)と山崎英夫(1920-79、今治生まれ)の生誕100年を記念した展覧会を開催いたします。
北代と山崎はともに、1939年に技術者養成のために設立された新居浜高等工業学校(現・愛媛大学工学部)機械科第1期生として、愛媛県・新居浜の地で出会いました。
両者はその後、シンガポールでの従軍時に再会し、戦後は東京において、岡本太郎や詩人で美術評論家の瀧口修造らの薫陶も受けながら、「実験工房」の一員として、舞台美術の装置や、モビール・オブジェなどを共作しました。
さらに北代は写真家として、また山崎は中空導波管を設計するエンジニアとして活躍する一方、二人で模型飛行機や凧・治具の制作・飛行実験に没頭するなど、美術家とエンジニアとして終生「ものづくり」を愉しみつづけました。
本展では、創作の原点ともいえる新居浜高等工業学校時代の両者の記録をはじめ、山崎が作詩・北代が挿画を手掛けた肉筆の詩画集『鼹鼠(うごろもち)の彷徨(ほうこう)』(1948年頃)や、
実験工房時代のコラボレーションの軌跡、さらには模型飛行機・凧・治具などの制作に情熱を傾けた二人の「ものづくり」の精神に着目し、理工学的な視点や思考に裏付けられた両者の手仕事について、実験工房時代の代表作を含む作品・資料約200点から紹介いたします。


[見どころポイント]
①約80年前に新居浜で「ものづくり」の基礎を学んだアーティストとエンジニアによる生誕100年を記念した展覧会
②模型飛行機や凧、木工品など、大人から子どもまで「ものづくり」の魅力や「手しごと」の温かみを感じることができる作品展示
③新居浜での学生生活や、高等工業学校での授業の様子などについて、初公開となる新資料などから紹介
④2人がともに所属した東京の前衛芸術グループ「実験工房」時代の活動についても、全国の美術館所蔵の代表作から一挙公開


[関連事業]
担当学芸員によるギャラリートーク
日時:12/6(日)、20(日)、1/10(日) 14:00~15:00
定員:10名(当日13:00より展示室入口にて受付・先着順、要観覧券)
*その他の事業について、新型コロナウイルス感染症の感染状況をみながら実施をいたします。

イベントインフォメーション

開催日 2020年12月5日(土)~2021年1月17日(日)
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
料金 ⼀般500(400)円 65歳以上400円
⼤学⽣以下および各種障がい者手帳等をお持ちの方(介助者1名を含む)無料
*()内は20名以上の団体料⾦
*チケットは1階総合案内にて当日券のみ販売しています。前売り券はございません。
会場 展示室1
お問い合わせ 新居浜市美術館
電話 0897-65-3580